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壁を押す動作で、体のクセが分かる。

更新日:4月23日

壁を押す動作で、体のクセが分かる。

体の特長やクセは十人十色。

単純な動作でも、選手が違えば、全く別の動作をしています。


YouTubeでも様々な競技について挙げていますので、ぜひ。https://youtube.com/@biped_physical_laboアスリートの駆け込み寺


体のクセや動作の特徴を知ることで、同じ限られた時間でも、同じ汗を流しても、トレーニング効果は大きく変わります。


例えば、「壁を押す」という動作。

壁を押そうとして後ろの足首や膝を曲げていませんか。

これでは、自分の体重を太ももの前や足首の筋力に頼ってしまいます。

しかし、いわゆる体幹を使うことで重心は高くなり

押す=足で踏ん張る。ではなく、押そうとしている方向に

これを走る時の動作に置き換えてみてください。

着地するたびに自分の体重と重力、そして一歩一歩




・壁に体を正面に向けたまま押すのか、横に向けて押すのか

・腕を伸ばしているのか、腕を体の横につけたままなのか。

・腰を落として低い姿勢で押すのか、体を真っすぐにしたまま 

・顔を下に向けているのか、前や横に向けているのか 

など、壁を押すという単純な動作ですが、人によって、どこに力を入れているのか、動作の捉え方が違い、その人の体のクセが見えてきます。


良いクセ、悪いクセなど、体のクセを考慮せずにトレーニングや練習で体の強化をしても、実際に使えずに、効果も半減してしまいます。

スポーツでよく行われる「体幹トレーニング」でのプランクでも、腕立て伏せのようなフォームですが、人によって力を入れていることが多くあり、壁押しと同じことが言えます。


自身の体のクセを見つめなおすことで、効率のいいトレーニングが実現ができます。


また、自身の特徴を知ることで、対戦相手がいる競技では、相手の特徴や動きも見えるようになり、ゲームメイクにもお役立ていただけると思います。

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