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体を連動させるとは?

ボディワーク(日常動作や運動エクササイズ、筋トレ、スポーツ、ヨガ、ピラティスなどのエクササイズetc、、、)をする時には、常にカラダは連動して動かしています。これを運動連鎖(キネマティックチェーン)といいます。 ・運動連鎖とは?


よく言われるのが、つながっているチェーンの一つの輪を動かすと、隣の輪も動くように、動きが伝わるという事。

スポーツでよく言われる、ムチの様に身体を使うなんて表現もこれと同じかもしれません。 曲げている肘を伸ばす動きを例にすると、 力こぶ(上腕二頭筋:以下、二頭筋)と、二の腕(上腕三頭筋:以下、三頭筋)が同時に動いています。※実際には全身の筋肉が同時に動いていますがここでは省略します。 肘を伸ばすには、二頭筋はゆるんで、、三頭筋が縮むことで肘を伸ばすことができます。 しかし、二頭筋が縮まったままでは、三頭筋が頑張って縮もうとしても、肘は伸ばせません。 (腕相撲で踏ん張っている時の状態ですね。) つまり、連動するとは、ある動作をするときに一方の筋肉が伸ばされ、もう一方が縮んでいることで筋肉が連動して、それが全身の筋肉に伝わり、運動が連鎖している状態という事になります。 運動を連鎖させるメリットは? 運動が連鎖=全身に動きが伝わるということですが、体のクセや間違ったトレーニングやスポーツの練習をしてしまうと、ある筋肉だけ違った動きになることがあり、その間違った動きが全身に伝わりアンバランスな体や、ケガをしやすい体、硬い体などの原因になります。 (数学の問題で、公式をまちがって当てはめて解いているのと似ていますね。) 正しく体の使い方を覚えさせることで、きれいに負担なくバランスよく連動できる体になり、間違った動きを積み重ねるのではなく、正しい動きで快適な体にさせるだけで自分の思い通りに連動できる体になります。

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